中古ピアノの選び方 | 中古ピアノ 専門店 ジャパンピアノサービス


 

中古ピアノの選び方


ピアノは修理や調整を的確に行うことで、より長期にわたって使用することができます。
中古ピアノは、「新品よりも低価格で購入できる。」「現在は製造されていないようなクオリティの高いものを探すことができる。」といった点が魅力です。
ここでは、良い中古ピアノを選ぶポイントや購入前のチェックポイントご紹介いたします。


置き場所を考える。

1.家のどこに置くか?
ピアノ購入前に、ピアノをどこに置くかをイメージしておきましょう。

2.搬入経路
玄関やエレベーター、室内への搬入経路をイメージしておくと安心です。 エレベーターは定員を確認しておくとある程度の目安にもなります。 搬入できるかどうか不安な場合はお店に相談してみましょう。

3.環境
湿度や温度が急激に変化する場所は、なるべく避けるようにしましょう。 床暖房のお部屋に設置する際は、断熱ボードなどもありますので、お店に相談してください。
open_in_new ピアノにとって良い環境とは

中古ピアノの選び方


ターゲットを絞る

中古ピアノはたくさん種類がありますので、サイズ、機能、予算など、ある程度のいくつかの条件で絞ってさがす事をおすすめします。

1.サイズ
ほとんどのピアノは鍵盤の数が88ですので、グランドピアノもアップライトピアノも間口(幅)は概ね150cm程度です。

高さは、アップライトピアノの場合、110cm程度~130cm程度のものまであります。 背の高いピアノは、その分弦長を長くとることができますので、より表現の幅が広がります。 背の低いピアノには、圧迫感のないインテリア性の高いものもあります。

グランドピアノの場合は、奥行が150cm程度のコンパクトなものから270cm程度のコンサートタイプまであります。 アップライトとちがい、ある程度の面積が必要となりますので、置き場所をよく検討しましょう。

2.機能
サイレント(消音機能)などの機能が必要がどうかも検討してみましょう。 サイレント機能は、あとで取り付ける事ができるピアノもあります。


メーカー・品番・製造番号の確認

同じように見えるピアノですが、様々なメーカー(ブランド)や品番(機種)があり、一台一台に異なる製造番号がつけられていてます。 品番や製造番号は、「製造された時期」「使用されているパーツ」などが判断できる大変重要な番号です。品番・製造番号が明確に表示されているか、必ず確認ください。 製造番号が消されているピアノは、製造年が特定できません。

メーカーメーカー

アップライトの品番・製造番号

アップライトの品番・製造番号

アップライトの品番・製造番号

グランドピアノの品番・製造番号

外側のチェック

綺麗にクリーニングされていると気持ちが良いですよね。
中古なので多少のキズは仕方がないですが、大きな傷、目立つ傷、凹みはないか、正面、横、後ろから確認しましょう。

裏側には音を響かせる「響板」、弦の振動を響板全体に均一に振動を伝える「響捧」があります。
響板にひどい割れ(音に影響するような割れ)がないか、響捧が響板からはがれて雑音がしていないかなども確認しましょう。

アップライトピアノの背面

アップライトピアノの背面

内側のチェック

ハンマーが綺麗か、弦・ピンがひどく錆びついていないか、フェルト類に虫食いはないか、確認しましょう。 当社では内部のクリーニングは、もちろん、調律(音律)、整調(タッチ)、整音(音色)もしっかりと行っています。

ハンマー

ピン・弦

内部


音を確認しましょう

音色や響きを確認しましょう。実物を見に行ける場合は実際に弾いてみて、 鍵盤の動きや響きを確認しましょう。
当社では、遠方やご多忙で、ご試弾にお越しいただくのが難しいお客様にも音をご確認いただけるよう、可能な限り商品ページにピアノ演奏動画を掲載していますが、アコースティックのピアノの響きは動画ではお伝えしきれない部分が多くございます。ぜひご試弾にお越しいただけましたら幸いです。

前の持ち主の使用状況を確認しましょう

同じ年代の同じ品番のピアノでも、使用頻度によって消耗の度合いが変わります。
当社では、卸業者を通さずに、ユーザーの方から直接ピアノを買い取っていますので、おおまかな使用状況を把握することができます。
また前の持ち主様の「調律記録カード」があるピアノについては、調律の記録をご覧頂く事もできます。


プライスは妥当でしょうか?

世の中で「中古ピアノ」といって販売されている中には、クリーニングや調整がしっかりとなされたものもあれば、そのまま販売されているものもあります。
安いからといって飛びついたものの、きちんと再生されていないピアノでは、かえってあとあとお金がかかる事になってしまいます。
せっかくのお買い物も「安かろう悪かろう」では、意味がありません。 必ず再生内容を確認しましょう。


アフターサービス内容を確認しましょう

アコースティック楽器はとてもデリケート。 ピアノも定期的なメンテナンスが必要です。
ピアノは運ぶだけでも、音が狂います。 お届け後には、環境にあわせて、納入後の調律(納調)が必要になります。 きちん納調が実施され、保証期間が定められていることが大切です。 また、保証期間後のメンテナンスについても確認しましょう。

当社では、ご購入後の納調をサービス(1回)でお伺いしており、安心してピアノをお使いいただけます。 また、ピアノと一緒に当社規定の保証書をお届けしております。


信頼できる会社や担当者から購入しましょう

信頼できる会社や担当者であれば、正直かつ誠実でお客様の立場になって提案、説明してくれるでしょう。 ホームページで会社概要を確認したり、購入者の口コミなどを確認してみましょう。
もちろん、当社も常にお客様にご満足いただく事をモットーにご案内させていただいています。 ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。 お客様のご要望や用途をお聞きし、ご納得いただけるピアノをお選びいただけるよう、心をこめてご案内申し上げます。



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